IT関係のシステムエンジニアなどのフリーランスの営業は、自分である程度の仕事量の調節が可能であるため、取ろうと思えばしっかりと休日を取ることができます。逆に言えば、仕事の依頼がなければその間はずっと休みのようなもので、できればそういったことは避けたいものです。
エンジニアとしての業務がある平日に営業活動をするのは難しいため、自然と業務の無い休日に行うことが多くなるでしょう。しかしその辺りを自分で調整することもある程度容易です。ただ、やはり顧客からの要望があれば休日であっても柔軟に対応しなければなりません。例えばコンピューターシステムのメンテナンスや変更などは、顧客企業の休業日に行うことも多いです。中には丸一日から数日かかるものも珍しく無いため、顧客のスケジュールに合わせて動かなければならない場合も多くなります。それ以外にも急遽トラブル対応を求められることもよくあるので、休日と言えどもいつでも顧客と連絡がつくように、駆け付けられるように準備しておくことも必要です。
フリーランスの場合、顧客との信頼関係が仕事を得るために最も大切となる部分であるため、顧客の要望に応えられない者は淘汰されてしまう可能性があります。そのため休日を返上して働かなければならない場合も多いのですが、その休日を振り替えることもまた容易であるため、そういったプライベートな時間に融通が効くことを魅力的に感じてフリーランスに転向するエンジニアも多いのです。特にIT業界は人手不足で残業や休日出勤など珍しく無い業界であるため、自分で仕事量を管理できるというのは非常に有利な所でしょう。